沖縄民謡の楽器
■沖縄楽器の種類と使う時期
有名なのが三線(さんしん)でしょう。三絃と言われることもあるこの三線を始めとして、琉球音楽において使われている楽器の多くが中国から伝わったと言われています。3本の絃が張られている三線ですが、沖縄では絃の色は白く、奄美では黄色なのです。
それから、胡弓(クーチョー)。沖縄や本土では絃が3本のものが使われていますが、中国では2本が主流です。しかし、最近では低音域をカヴァーする為に絃が4本張られたものが徐々に一般的となりつつあるようです。
また、島太鼓(大太鼓)、締太鼓(小太鼓)、平太鼓も沖縄の楽器です。島太鼓はたる型をしており、側面の塗りは赤で馬や牛の皮を張っているのです。民謡の伴奏やエイサーで使われるのが常でもあります。
締太鼓は能、歌舞伎の囃子に使用されている物と同じであり、音楽によって使い方が異なるのが特徴です。古典音楽の場合は台へ固定した後に2本のバチで叩きますが、エイサーの時は左手に太鼓を持ち、右手に1本のバチを持って叩くのです。平太古は本土で使用されている物と同じで、使い方としては立てて演奏します。
ちなみに、沖縄音楽では、他にも琴、笛(ファンソウ)、拍子木、鼓(チジン)、三板(サンバ)、四つ竹、パーランク、なども用いられます。笛は横笛のことで、明笛の響孔(最も上の穴)をテープで塞いで使用することが多いです。しかし、最近ではこの響孔が開いていない琉笛と呼ばれるものも存在します。
三板はその名の通り、紐で三枚の板を括ったもの。用途としてはタンバリンやカスタネットと同じです。四つ竹は、竹を長方形にして両手に2枚ずつ持ち、鳴らします。今ではエイサーでも使われる楽器ですが、昔は古典舞踏【踊りこはでさ】で使用するのが一般的でした。パーランクは、エイサーで使用される小さめの打楽器です。これを片手で持ち、叩いた後に手首を返すことで音を反響出来るようになっています。
